マイミクmikiさんから案内いただいた演奏会を聴きに、12/27(日)の昼から大阪城公園の近くにあるいずみホールへ向かいました。
午前中に京都近代美術館のボルゲーゼ美術館展を見に行ってたせいで、かなりバタバタしてしまいました。
美術館展に行かなければ余裕持って行動できたんですが、最終日だったので行かない訳にはいきません。
12:00頃に大阪へ向かい、昼ごはんを済ませてホールにたどり着いたときには開演14:00の5分前になっていました。
当日催されたのはウインド・アンサンブル"奏"というプロの吹奏楽団による特別演奏会。
関西を中心に活動しているフリーランスの演奏家により、2000年に結成されました。
指揮を振るのはブルガリアの国立オーケストラ常任客演指揮者である守山俊吾さん。
ブラスバンドのクラリネット吹きから世界のオケを振るようになった叩き上げの指揮者だそうです。
演奏前には「みなさん、恥ずかしがらずに『ブラボー!』って言ってくださいね」と声をかけつつ、実際に観客全員に声を上げさせてました。
人のよさそうなご年配の方で、全然嫌味がなかったです。
プログラムはオリジナル曲(吹奏楽用の曲?)、アレンジ曲、ピアノ協奏曲の3部構成。
(♪オリジナル作品名曲集♪)
保科洋:「風紋」コンクールヴァージョン
A.リード:「オセロ」より
I.プレリュード
V.オセロとデスデモーナ
W.廷臣たちの入場
八木澤教司:「眩しい星座になるために・・・・・・」
(♪アレンジ作品名曲集♪)
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より「序奏」と「終曲」
M.アーノルド:「ピーター・ルー」
ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」
G.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より
(♪ピアノとウインド・アンサンブル♪)
F.プーランク:「オーバード」朝の歌
F.プーランク:「2台ピアノのための協奏曲」
G.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
今回はこの中から気になった曲を紹介します。
《「風紋」コンクールヴァージョン》
1987年の全日本吹奏楽コンクール課題曲として作られた吹奏楽の名曲。
時間的な制約があり、削りに削って5分程度に収めたそうな。
カッコよくて爽快で壮大で、吹奏楽にぴったりの曲です。
《八木澤教司:「眩しい星座になるために・・・」》
関東学園大学附属高校から委嘱された当校創立50周年記念作品。
今は未熟な生徒たちが経験を積んで成長し、やがて眩く輝く星のような存在になっていくという想いが込められています。
一部、風笛(朝の連ドラ"あすか"のテーマ)を連想させるフレーズがあったのですが、すぐに「あすかじゃないよ〜」と言わんばかりに全然違う曲になるところが憎らしいです。
《M.アーノルド:「ピーター・ルー」》
ピータールーの虐殺という多くの死傷者を出した1819年の英国の弾圧事件を題材にした曲。
生活にあえぐ数万の民衆が選挙権改正などを求めて聖ピーター広場に集ったところを政府の騎馬兵が襲ったそうです。
最初は特に気にならなかったのですが、途中から徐々に近づいてくる騎馬兵を表すかのようなスネアドラムに引き込まれました。
《F.プーランク:「2台ピアノのための協奏曲」》
軽妙洒脱な作風で知られる20世紀のフランス人作曲家プーランクの曲。
マイミクのmikiさんともうひとりの女性がおそろいの爽やかなドレスで演奏されました。
彼女の演奏はとあるバーでのアットホームな演奏会でしか聴いたことがないので、こんな風に難しい曲を真剣そうに弾くイメージは全くなかったですね。
なんか化かされたような気分になりました。
《ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー》
ポピュラー音楽・クラシック音楽の両方で活躍したアメリカ人作曲家ガーシュウィンの曲。
のだめカンタービレのエンディングを聴いて初めて覚えた僕のような方も多いことでしょう。
この曲も2台ピアノでの演奏だったですが、演奏者はドイツに渡ったクラシック一筋っぽい女性とアルゼンチンに渡ってタンゴを習った女性のペア。
音の雰囲気が違うところ、特にドイツに渡られた方の音がカッチりしてたのが面白かったです。
アンコールはおそらくみなさんご存知のこの曲。
《スーザ:星条旗よ永遠なれ》
19世紀後半から20世紀にかけて100曲を超える行進曲を作ったマーチ王スーザの曲。
1987年にアメリカのナショナル・マーチ(国の公式行進曲)に制定されました。
この曲では観客席も一緒になって手を叩いてましたね。
吹奏楽らしく勇ましい音楽で演奏会は幕を閉じました。